傾聴力を高める、傾聴スキルを身につけることは、大げさではなく人生を変えます。
なぜなら、生きていく上で必須の人間関係を築くコミュニケーション能力に直結するからです。
また、傾聴の反射神経はその他の状況判断力、分析力、洞察力など、様々な力に通じます。
そういう観点で勉強しないと傾聴力はいつまでもつきませんので、今回は現実の社会生活で傾聴力がどう生きてくるかまで解説します。
もくじ
傾聴とは話を聞くだけではない
「傾聴の勉強って、聞き方やコミュニケーションのスキルアップだけじゃないんですね」
個別レッスンや傾聴スキルセミナーを受講される方から、時々頂く感想です。
そう、傾聴を学ぶということは、思いのほか深い学習へとつながります。
そもそも、人の話を聞くというのは、どういうことなのでしょう?
「話を聞くとはどういうことか?」って、皆さん考えてみたことありますか?
単純に話を聞く行為とだけ捉えてしまうと、実は迷路にはまっていきます。
人の話を聞くということは、それだけではない様々なことに通じていきます。
先ず、話を聞くということは、話している人と接するということです。
話し手と接するということは、話し手「その人」にふれるということ。
その人の人間性やその人の人生にふれるということと同じなんです。
というか、人間関係を良くしていきたいのであれば、話を聞いている瞬間はその位の集中力と相手への興味・関心が必要です。
傾聴によって人生を深く味わい直せる
また、相手の話をしっかりと聞くためにも、相手にしっかりと接していくためにも、聞き手である自分自身をいろいろな意味で「整えておく」必要もあります。
精神状態、心理状態、自分の持っている様々な価値観。
例えば人生観、人間観、仕事観、社会的関心など・・・・
そうした要素、その一つひとつをクリアにしておかないと、人の話というのはしっかりとは聞けないのです。
また、人の話をしっかりと聞けるようになると、逆に話し手の人間性や価値観、そこまでの生きざまなどが「感じられる」ようになっていきます。
そういう聞き方ができれば、人の話を聞くたびに心が豊かになっていきます。
相手の話の要所要所で心が動かされ、感動し、聞き手自身の深い気づきや学びが生まれます。
テレビ番組などでも、一流の仕事人、アスリートと言われる人たちが、自分の半生を振り返る話や、苦労して一つの人生観を得た話を聞いたことがあるでしょう。
そういう話を聞いて感動したり、しみじみと人生というものを捉え直したり、そのような経験はなかったでしょうか?
傾聴という行為は、相手を選ばずそのような心動かされる経験につながる入口でもあるのです。
ですから経験できればできるほど、それがどれほど豊かな経験であり、どれほど自分の人生の財産となるものかが実感できるはずなのです。
傾聴トレーニングの真の成果は自分自身のパーソナリティーの成長
人の話を聞くということは、表面上のテクニックに終始する限り、その真の意味や醍醐味を理解したり経験することはできません。
傾聴を学んでいく中で、人間というもの、生きるということ、こうした深いテーマを改めて自分の中で問い直す作業が始まるのです。
ある人は自分の職業人生を振り返ることがあります。
ある人は自分の家族の歴史を振り返ることがあります。
またある人は自分自身の人間性について、深く洞察を巡らすこともあります。
傾聴を学ぶことで、人の話を聞くという行為を入口として深い学びや感動体験をすることができるのです。
そして、傾聴を勉強したことで、その人自身に何らかの変化があること。
もっというと、傾聴を学んでいくにつれ、その人自身の人間的成長が起きること。
これがセットでなければ学ぶ意味がないんですね。
もちろん、傾聴について知識だけ欲しいという学び方もなくはありません。
しかし、どうせ学ぶなら本質を知ってほしいものです。
なぜならば、学んだことによって起きる自身の変化が段違いだからです。
学んだことで自分が変わり、周りとの関係性が変わり、日々の生活も変った。
そういうアウトプット(成果)が出て、はじめ学んだといえるのではないでしょうか。
傾聴スキルはコミュニケーション能力や社会性を高める
「家族としっかりコミュニケーションしたいので」
「仕事でのコミュニケーション能力を高めたいので」
「相談業務に従事しているので」
様々です。
傾聴スキルを上げたい。
そのために個別レッスンを受けたい。
受講されている方の動機は様々です。
従事されているお仕事も、必要になる場面も、みな違います。
本当に様々なんですが、共通しているのは「聞けるようになりたい」というニーズ。
様々な人と様々なシチュエーションで、相手の話をしっかりと聞ける力が欲しい。
こうしたニーズを持つ方々は、今の時代、確実に増えていると思います。
そして重要なことは、この方々のこうしたお考えは正しいということ。
仕事や家族、人生を充実させている人に共通するもの。
それがコミュニケーション能力の「高さ」です。
コミュニケーション能力が高いと、仕事や生活の様々なことについても「行き届いている」ことが多い。
コミュニケーション能力の高い人はには観察に関わる反射神経、論理的思考。
そして状況判断などの力に優れていることが多いのです。
つまり、傾聴スキルを高めるということは、こうした要素とリンクしているテーマなのです。
傾聴スキルを高めることで、これらの反射神経や能力も上がります。
実は、傾聴スキルトレーニングの成果は、傾聴というものを一つの入り口にした総合的な人間力の向上だといえるのです。
様々な恩恵のある傾聴力は人生も変える
実際に個別レッスンを受け始めると、そのことを受講生自身が如実に感じます。
中には「これはえらい事を始めてしまったな・・」と思う人も(笑)
しかし、だからこそ傾聴スキルが人生を拓いていくということを悟ります。
自分の人生の様々な問題解決。
より幸せを実感する生き方の実践。
生きることに喜びを覚える知恵と工夫の獲得。
こうした目標に傾聴スキルの獲得が、実はダイレクトに結びつく。
それを知っている人は意外と少ないのです。
傾聴スキルを「話を聞くテクニックの一つ」だと思ったら、いろんな意味で「ヤケド」します。
私自身、傾聴スキルを身につけたことで仕事の幅も人生の幅も広がりました。
どんな相手とどのような会話でもできるようになりました。
だから、相手がどんなに社会的な地位のある人でも、幼い子どもでも同じようにやり取り出来ます。
なぜなら、それぞれのコミュニケーションの基本は一緒だということを知っているからです。
また、傾聴トレーニングによって論理的思考も身につきます。
だから様々なテーマの問題解決力も得られます。
こう見ると、バラ色のようなレッスンやトレーニングと思うかもしれません。
ところが、このようなバラ色の成果につながるトレーニングですが、実際は地道で粘り強さを必要とします。
コツコツと続けることが一番大事です。
だから、コツコツと継続が無理な人は、傾聴スキルを獲得出来ません。
何でもそうですが、望むものを得るにはそれ相応の代償を払わなければなりません。
物を買うにはお金を払う。
筋力をつけるにはトレーニングで筋肉に負荷をかける。
仕事のスキルを上げるのも同様で、それ相応の努力と工夫が必要です。
だから傾聴スキルも例外ではなく、それ相応の代償(努力)を払いましょう。
ここをしっかりと肝に据えて学習すれば、時間と共に力がついていきます。
傾聴スキルの勉強、トレーニングをされている方は、参考にしてください。
【動画】傾聴トレーニングの方法
最後に傾聴力を磨く傾聴トレーニングの方法について、短い動画でわかりやすく解説しました。
多くの人が誤解して、間違った方法で取り組んでいる傾聴トレーニング。
傾聴力を磨く上で重要なポイントをお話ているので、ぜひご覧ください。
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追伸:
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こういう話は、おそらく他では知り得ないと思います。
本当の意味で、現場で使える傾聴を身につけたい、そのために必要なことを知っておきたいという方。
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