長~い話の聞き方・応答の仕方


長い話、否定的(ネガティブ)な話ををどこまでも聞く秘訣は相手への強い関心を持つことと集中力です。

クライエントの長い話、否定的(ネガティブ)な話をしっかりと聞くためには、必要な要素や条件があります。

これらが揃うことで、クライエントが立ち直っていくしっかりとしたカウンセリングが可能になります。

そうした要素や条件に関して、わかりやすく解説します。

詳しくは下記で。

長い話を聞けない理由

傾聴やカウンセリングを学んだり実践していく中で、
実は多くの人がある場面でとても困ります。

その場面に直面すると、ほとんどの方が戸惑います。

相手の話をどう聞いていいのかもわからなくなる。

自分なりにどう理解し、どういう言葉で応じれば良いのかもわからなくなる。

そんな、とても困ってしまう場面があります。

それは「長い話を聞いたとき」です。

そう、クライエントの話が長~い話になったときですね。

この長~い話を聞き終わった時、カウンセラーは何らかの応答をします。

この応答にとても困ってしまうんです。

長~い話を聞いている段階で、聞いている側は徐々に焦りはじめます。

なぜなら、話の長さに圧倒され、段々聞けなくなっていくからです。

話が長いために、その長さに混乱し、どう聞いていいかもわからなくなります。

そのうち、途中から「どうしよう」「何を言いたいのだろう?」「どう応答しよう」ということを考え出して、やがてそのことで頭がいっぱいになります。

クライエントの話が終わった時点では、もう頭の中はグチャグチャになっています。

その結果、話してくれたこととはピントの大きくずれた反応しか出来ません。

傾聴やカウンセリングを学んだり実践していくと、こうした「長~い話の壁」に、誰もがぶつかることになります。

では、この「長~い話の壁」は、どうすれば突破できるのでしょうか?

言い方を変えると、長~い話を聞いた後に「簡潔で的を射た応答をズバリと返す」にはどうしたら良いのでしょうか?

話が長くなってしまう3つの理由と聞き方・応じ方

傾聴やカウンセリングを学んだり実践していく中で、実は多くの人がある場面でとても困ります。

その場面に直面すると、ほとんどの方が戸惑います。

相手の話をどう聞いていいのかもわからなくなる。

自分なりにどう理解し、どういう言葉で応じれば良いのかもわからなくなる。

そんな、とても困ってしまう場面があります。

それは「長い話を聞いたとき」です。

そう、クライエントの話が長~い話になったときですね。

この長~い話を聞き終わった時、カウンセラーは何らかの応答をします。

この応答にとても困ってしまうんです。

長~い話を聞いている段階で、聞いている側は徐々に焦りはじめます。

なぜなら、話の長さに圧倒され、段々聞けなくなっていくからです。

話が長いために、その長さに混乱し、どう聞いていいかもわからなくなります。

そのうち、途中から「どうしよう」「何を言いたいのだろう?」「どう応答しよう」ということを考え出して、やがてそのことで頭がいっぱいになります。

クライエントの話が終わった時点では、もう頭の中はグチャグチャになっています。

その結果、話してくれたこととはピントの大きくずれた反応しか出来ません。

傾聴やカウンセリングを学んだり実践していくと、こうした「長~い話の壁」に、誰もがぶつかることになります。

では、この「長~い話の壁」は、どうすれば突破できるのでしょうか?

言い方を変えると、長~い話を聞いた後に「簡潔で的を射た応答をズバリと返す」にはどうしたら良いのでしょうか?

1)自分が陥っている状況説明

これはカウンセリングの第1回目の、特に冒頭の場面ですね。

自分が陥っている状況について、できるだけ詳しく伝えたい。

自分が困っている状況について、できるだけ正確に知ってほしい。

そういう意図や思いがあるために、話す内容が多くなります。

この場合、応答によってカウンセラーがその状況をしっかり理解できていることが伝わると、徐々にクライエントの話は短くなっていきます。

2)整理がつかない

自分が経験してきた事柄やそれに付随する自分の気持ち、今の考え、そうしたことが整理されていないために話が長くなる場合です。

これもカウンセリングの初期の段階や、新たな出来事について話す場面で出てきます。

整理がついていないため、まとまりのない話し方になってしまうのです。

この場合、カウンセラーが整理された簡潔で的を射た応答をすることで、クライエント自身も自分の頭や精神状態が整理されて、話が短くなっていきます。

3)吐き出したい、訴えたい、聞いて欲しいという気持ち

自分がどんなに苦しく、どれほど悩み、困ってきたかをわかってほしい。

あまりにしんどくて、訴えないではいられない。

そういう心理状態の場合にも同じ話が繰り返されるケースが目立ち、話のボリュームが膨らむ場合があります。

この場合、カウンセラーの応答がその気持ちに沿った適切な応答であれば、伝えたいという欲求は徐々に落ち着き、話も落ち着いていきます。

長い話の聞き方:その1「一番言いたい事にフォーカス」

次に、ではそうした長~い話というものを、どのように聞けば良いのか?

長~い話の傾聴のコツというものは、あるのでしょうか?

先ず長い話であっても、話の全体を通して一番言いたい事というのがあります。

ですから聞き手であるカウンセラーは

「この話の全体を通してクライエントが一番言いたい、伝えたいことは何か?」

という観点で終始聞きます。

この基本原則は長い話であっても、たった一言であっても変りません。

長い話の聞き方:その2「連結車両としての理解」

次に、長~い話とはいっても、その内容や流れによっては、ある程度分解できます。

この説明でよく私が例として用いるのが、列車の連結車両です。

クライエントが話を始め、先ず一両目の話が完結します。

続いて二両目の話に続き、その二両目も完結し、続いて三両目と続きます。

最終的に話は全体で10両編成だったとします。

そうすると、その10両をどう連結させるかというのが、長~い話の傾聴のコツです。

一両目はこういう話で、二両目はこういう話だった。

そうか、一両目は問題を一言で表現していて、二両目はその具体的説明か。

三両目になると、もう一つ別のエピソードが続いているのか。

四両目は二両目と三両目の経験でクライエントがどんな気持ちになったかの話。

五両目は、二両目から四両目の話をクライエントがどう捉えているかの話。

六両目は、五両目の捉え方を話しながら思い出した過去の体験談・・・・・・

こんな風に長い話は分解できることが多いのです。

こうして整理しながら一つ一つの話を連結させて、全体的な内容や意味、この長~い話を話した意図などを理解します。

その上で、全体を通して一番言いたかったことは何か?

そして、その一番言いたかったことが語られている部分はどこか?

そんな要素を聞き終わった瞬間に整理し、応答に組み立て直して応答します。

この作業は練習を繰り返せば一瞬でできるようになります。

また、トレーニングを積めば、その組み立て精度も増していきます。

そして、このトレーニングは具体的な話の素材がないと出来ません。

その素材こそが「逐語記録」です。

養成塾でこの逐語記録を分析したり、逐語記録を演習問題にしたり、またロールプレイの録音記録を分析したりするのは、こうした理由からです。

人によって、あるいは話す内容によって、この車両の一両一両の中身も、連結のさせ方も違ってきます。

だからこそ、具体的な素材を用いて具体的な分析と解答を導き出す。

このトレーニングこそが傾聴や共感の能力を磨くのです。

しかも、この能力は瞬間に発揮されるものでなければなりません。

なぜなら、クライエントは自分が話し終わった瞬間に、カウンセラーがどういう反応をしてくれるのかを期待します。

心ある、納得のいく、満足できる反応を「即座に」望むからです。

私が「傾聴や共感に必要なのは反射神経だ」と言うのも、こうした理由からです。

なぜネガティブ(否定的)な話をずっと聞けないのか?

ロジャーズは、ネガティブな感情を重視します。

ネガティブな訴えを十分にしてもらう。

その結果、前向きな言葉が少しずつ聞かれるようになる。

そのことをロジャーズは発見したからです。

そのためには、ネガティブな話をとことん聞く必要があります。

いえ、とことん「聞ける」必要があります。

しかし、一般の人たちには、なかなか難しいことです。

誰かの批判であったり、愚痴や弱音であったり、不満や怒りであったり、そうしたネガティブな話をずっと聞く。

するとたいてい、こちらにはこんな思いや感情が浮かんでしまいがちです。

「そんなことばかり言っているからダメなんだ」

「ああ・・そこが問題なんだ」

「この後、どう言ってあげたらいいんだ・・」

大抵はそういう思いや感情が浮かんできますし、その時点で相手の話をしっかりとは聞けなくなります。

そしてもうそれ以上その話を聞きたくないという感情になり、やがて「助言」「解釈」「激励」「説得」等をしたい衝動に駆られます。

こう動きたくなる原因の一つは、それ以上ネガティブな話を聞くのが怖くなるからです。

このまま聞いていったら際限がなくなるのではないか?

このまま聞いていても、問題解決から遠ざかるだけなのではないか?

こういう不安、怖さが出てきて、つい助言などで話を終わりにしたくなるのです。

ここまでくると、もう完全にその話、聞けなくなってますよね。

でも、カウンセラーとしてカウンセリングという場では、否定的な話をどこまでも聞き続けられることが求められます。

「助言」「解釈」「激励」「説得」などは一切せずに、とにかくひたすら「聞く」ということが求められます。

ではいったいどうすれば「どこまでも聞く」ということができるのか?

ネガティブ(否定的)な話をどこまでも聞く秘訣

答えはこうです。

クライエントの話に「強い興味・関心」をもつこと。

そしてその時のクライエントの気持ちの「理解」に努めることです。

そうすると

「そんなことばかり言っているからダメなんだ」

「ああ・・そこが問題なんだ」

「この後、どう言ってあげたらいいんだ・・」

というような”思い”は出てきません。

出てきませんから助言をしたくなる衝動にも駆られません。

このまま話をもっと聞いていたいという気持ちで聞けるのです。

クライエントの話に強い興味・関心を持てるようになると、「理解したい」という思いも強くなり、むしろこう思うようになります。

「クライエントはどうしてそういう思いになるのだろう」

「なぜここまで否定的にしか物事を観れなくなっているのだろう」

ポイントはクライエントの話の「内容」ばかり追いかけるのではなく、目の前にいるクライエントに「一人の人間として」の関心を寄せること。

クライエントの話の内容だけでなく、それを言いたくなる気持ち、その話をすることの意味、背景などにも関心を寄せる。

そうしたクライエントの全体を理解しようとすることです。

確かにクライエントを全体的に、それも深く理解するのは簡単ではありません。

ですが理解できなくても「理解したい」という思いを強くもつ。

だから「どこまでも聞ける」ようになっていくわけです。

こうした姿勢をいつも崩さずに聞き続けられればやがてクライエントはこんな思いに包まれるはずです。

「今まで、この話をここまで(関心をもって)聞いてくれる人はいなかった」

「自分の気持ちをこれだけ深く(あたたかく)理解されたことはない」

同時にクライエントはこんなことにも気づきます。

「ああ、自分はこんなに悲しいと思っていたんだ・・・」

「私はここまで傷ついていたんだな・・・」

「そうか・・・本当にこの事がショックだったんだな・・・」

そう、理解されることによってクライエントは、自分自身をも改めて理解していくことになるのです。

「理解された」というありがたみによって暖かい気持ちになり、「気づく」ことによって自分をより理解できるようになる。

この繰り返しを経験していくことで、クライエントは一歩、また一歩と前進する力を取り戻していくわけです。

訓練を積めば、ネガティブな話をどこまででも聞けるようになります。

私自身、どこまででも、とことん聞くことができます。

そのための訓練を積んできましたし、臨床の経験も積んできたからです。

聞き続けることで、クライエントが変わっていくという経験を積んできたからです。

もちろん「ただ漠然と聞く」聞き方ではないことは、言うまでもありません。

養成塾でお伝えしている聞き方をマスターできていることが条件です。

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