傾聴力・コミュニケーションスキルを磨く方法


傾聴・コミュニケーションスキルを磨く最も確かな方法は、実際に会話をして、そのやり取りを録音(録画)し、さらにその音声を文字記録化(逐語記録化)して、一言半句に至るまで厳密に検討することです。

そうすれば自分の聞き方や話し方のクセ、どうすれば聞けるか、どうすれば理解できるか、そしてどうすれば伝わるかが具体的にはっきりとわかります。

そしてこのトレーニング(練習)を信頼できる指導者にチェックしてもらい、繰り返し行うことです。

こうしたトレーニング効果を最大限に引き出すポイントをわかりやすくまとめました。

コミュニケーションスキルも傾聴力も繰り返し学習がカギ

カウンセリングのスキルを上げるために必要な「学習法」は何か?

一番大切なのは「繰り返し学習」です。

しかし、多くの人がこれが出来ません。

皆、頭ではわかっているんです。

繰り返し学習することで、それがやがて自分のスキルになっていく。

頭ではわかっているのに、実際に繰り返し学習が出来ないわけです。

逆に、繰り返し学習を続けている人は、続ければ続けるほど実力をつけています。

ここには目に見えない大きな差がついていくわけです。

今回はあえて「差」という言葉を使います。

何かをマスターしようとしたら、あるところでは徹底した努力が要るからです。

ではなぜ、多くの人が繰り返し学習の重要性を頭ではわかっているのに、実際に続けていくことができないのでしょうか?

それは、上達を実感するまでのタイムラグに耐えられないからです。

これはカウンセリング学習に限った話ではありません。

様々な学習の成果は、努力してからずいぶんとしてから出てきます。

上達の実感も、努力を始めた当初、しばらくの間は感じることができません。

本人の感覚としては、こんな風に感じます。

「やってもやっても成果が感じられない」

「いったいこのまま努力して、結果が出るのだろうか?」

つまり、自分がやっている努力の意味が感じられなくなっていくので、モチベーションが下がっていくんです。

結果、他の学習に変えて、そこでも上達の実感が感じられず、次々と新しいことに手を出して、一つもものに出来ない。

いわゆる「学びの迷走」に陥ります。

こうした迷路にはまらないために大切なことは、やはり繰り返し学習です。

繰り返し読む、繰り返し聞く、繰り返し話す。

繰り返し観察し、繰り返し分析し、繰り返し実行する。

しかし、なかなか成果や上達の実感が感じられないために、繰り返すという行為が無意味、無駄に思えてきます。

あるいは「この学習法は間違っている」「自分には合わない」と思います。

ですが、当人はこれが迷路への入り口だとは気づきません。

こうしたことが見えてくるには、やはり繰り返し学習を続けるしかありません。

続けてある領域にたどり着けたことで見えてくる問題です。

そこで、今日は繰り返し学習を続けるコツを一つお伝えします。

スキマ時間の学習、その積み重ねで差がつく

スキマ時間の活用です。

スキマ時間、つまり短時間に出来ることを見つけ、スキマ時間を見つけては学習するという方法です。

これは私が長年続けてきた学習法です。

師匠の授業を録音し、その録音記録を文章にまとめ、まとめたものを印刷して持ち歩いていました。

電車での移動、カウンセリングの予約の間の時間、就寝直前の時間など、そうしたスキマ時間に何度も読み返していました。

今は、そこで頭に入ったことが、自分の臨床の財産になっています。

そして、この繰り返し学習にとって、現代には非常に便利なツールがあります。

それはスマホです。

多くの人たちが、スマホを日常的に携帯しています。

だから、いつでもどこでもスマホを手にする。

これをカウンセリング学習に活用しない手はありません。

実は、養成塾の「オンライン講座」は、このために作りました。

先日、養成コースというマンツーマンの指導を受けている会員の方が、「オンライン講座」を繰り返し観ていると話してくれました。

そのために、コミュニケーションの捉え方や感覚が少しずつ変わり、上達の実感を得つつあると教えてくれました。

「オンライン講座」は、そういう効果が出るように作られています。

ここだけの話ですが、オンライン講座の動画やブログ、そしてPDFテキストは、カウンセリングスキルの核心をわかりやすくした内容です。

それをスマホやPC、印刷したテキストなどを活用して繰り返し学ぶ効果は、想像を超えるものだと確信しています。

ただスマホなどで読み返すことを続けるだけで、相当なスキルアップにつながるように作ってあります。

実際に逐語演習問題にも取り組めますし、その解答や解説は他の学習機関では得られないクオリティーです。

動画セミナーによって映像や音声を繰り返し聞くことで、頭に自然と入力されていくようになっています。

読むという能動的な学習だけではなく、ただ聞くという受動的な学習でも得られるものがあるんです。

会員限定のオンライン講座を下記にて一部無料で視聴できるようにしました。

会員限定サイトにある動画とブログ記事の一部を下記よりすぐご覧頂けるようにしました。

https://counseling-net.com/online/

今後、無料視聴できるコンテンツをさらに増やしていきます。

何度も書きますが、上達のコツは繰り返しです。

繰り返しインプットやアウトプットすることで、どれがやがて板についてきます。

このタイムラグをいかに克服できるかが勝負です。

タイムラグを克服するコツは、最初から成果や上達の実感を求めないことです。

結果なんてどうでもいい、努力のプロセスを経験することが大事。

その経験にこそ、学ぶことが多くあるからです。

クライエントはカウンセリングを継続する際に、同様の葛藤を経験していますよね?

だから私たちがカウンセリングを学ぶ際には、この葛藤を乗り越えることが本当に大きな意味をもつわけです。

これがカウンセリングの実力アップの神髄

最近の傾聴セミナーで、実は興味深い場面があるんです。

最近の傾聴セミナーは、前半が講義と演習、後半はロールプレイ検討という構成です。

その後半のロールプレイの聞き手の応答を改めて参加者全員で考えるという時間をもちます。

ロールプレイは、受講者の中から2名の希望者に前に実演をして頂きます。

二人のうち一人が話し手、もう一人が聞き手になってもらいます。

そしてそのやり取りを録音し、ロールプレイ終了後に皆で聞き返します。

その時に聞き手の応答一つ一つを検討していきますが、その中から一つ応答を選んで、皆で適切な応答をその場で考えてもらいます。

実は、興味深い場面といったのは、この場面のことです。

この時、応答作成は話し手をされた方にもやって頂きます。

聞き手の応答は、この話し手の話に対して成された応答です。

つまり、話し手をされた方はここでは、自分の話に対する応答を自分自身が考えることになります。

応答作成のポイントは、話し手が言いたかったことを正確に聞き、話し手が理解してほしいことをそのまま理解することです。

この正確な聞き方と的確な理解があって、はじめて適切な応答をすることができます。

そう考えると、自分が話したことですから、話し手が一番適切な応答を作れるはずなのですが・・・・・

自分で話したことなのに、その応答が作れない?

実は、話し手の方も、適切な応答が作れないのです。

自分が言いたかったこと、理解してもらおうと思ったこと。

また、そのために話したことに対して、適切な応答ができない。

つまり、自分自身も自分が何を言いたかったのか、何をどう理解してほしかったのかが明確になっていない。

だから、いざ自分の話したことに対する応答を作れといわれても、適切な応答には至らない。

そういうことになります。

この作業を皆さんにして頂いたら、その後、私が一人一人の応答をチェックさせて頂きます。

つまり、一人一人の応答をその場で添削するわけです。

そして、この添削作業は話し手の方が作成した応答に対しても同様に行われます。

私が話し手の方自らが作成した応答を添削すると、「あ、先生の応答の方が、私の言いたかったことに合っています」となります。

私が「言いたかったことはこうではないですか?」とか、「言葉にするとこういうことなのではないですか?」と添削します。

添削によって生まれ変わった応答を改めて読んで、話し手の方も「なるほど」「そう、その通りです」となるわけです。

これは実に興味深いことだと思っています。

自分が話した内容を人に指摘されることで、始めて何が言いたかったかが腑に落ちる・・・ということですから。

そうです、ここにカウンセリングを行う意味があります。

なぜカウンセリングでは応答が重要なのか?

クライエントは自分で話したことに対して、カウンセラーの応答を通して再理解、更なる理解を持つ。

自分で話したことをカウンセラーに返されているのに、クライエントは新たな気づきや発見を、その応答に見出す。

この応答添削のワークが、まさにカウンセリングでなされていることそのものなんです。

ということは、次のことが言えると思います。

私たちは、自分が本当に言いたいことを、いつも正確に言えているわけではない。

自分が本当に言葉にしたいことを、いつも正確に言語化できるわけではない。

逆にいえば、自分が何を言いたいのかがわかれば、何かが見えてくる。

自分が本当に言いたい事、思っていることに気づけば、様々な認識が新たになっていく。

私たちが悩むのは、何かが見えていなかったり、何かを見落としていたり、視野が狭くなるからです。

ということは、見えなかったものが見えてきて、見落としていたことに気づけば、悩みは解決に向かい始める。

狭くなっていた視野が広がることで、新たな気づきや捉え方につながり、感情が穏やかになり、冷静さを取り戻し、建設的な行動に結びつきます。

だから結論としては、応答はカウンセリングの命だということになります。

応答次第でカウンセリングの流れ、結果は大きく変わります。

カウンセラーのたった一言の違いによって、クライエントの運命が変わります。

応答を磨く取り組みさえ続けていれば、カウンセリングの実力は確実に向上していくのです。

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