コミュニケーションの秘訣、傾聴力を磨く方法

コミュニケーションの秘訣は傾聴力にあります。

その傾聴力を磨く方法となると、多くの人が迷路にはまり、行き詰ります。

いくら勉強しても、資格をいくつ取っても、経験をいくら積んでも傾聴できるようにならない場合が多いようです。

では傾聴トレーニングの正しい方法とは何か?

以下にわかりやすく解説します。

なぜ傾聴力がつかないのか

私のところでは「個別レッスン」というものを行っています。

傾聴やカウンセリングの勉強をマンツーマンで指導させていただくというものです。

これがなかなか好評で、勉強が進んでいけばいくほど、少しずつ上達が実感できていくところがあります。

カウンセリングの学習でおそらく今一番問題になっていることは、 上達したという実感が感じられないということでしょう。

勉強しても、トレーニングを続けても、傾聴の力がついたとか、カウンセリングができるようになってきたとか、 そういった実感が持てない。

こうしたジレンマに多くの学習者が直面しているのではないかと思われます。

なぜ多くの学習者が上達を実感できないのか?

色々な原因が考えられますが、一つには知識偏重の学習になっているということ。

また、 実際の現場で必要とされる「反射神経」を磨くトレーニングがないこと。

そして、様々な場面での臨機応変な対応を学べる場がないこと。

こうしたことが原因で、学習者が上達を実感できない。

つまり、 上達できないという事態に陥っていると言えます。

傾聴・コミュニケーション力向上の秘密はスポーツ上達と同じ反射神経にある

ということは、上達を実感できるためには現場で通用する反射神経を磨き、様々な場面に対応できる対応力を養うことが必要になるわけです。

私が行っている「 個別レッスン」では、そうしたプログラムをマンツーマンで受けることができます。

そのために、 受講者一人一人が自分のペースで上達を実感できるようになるわけです。

何度も私のメルマガでも書いてきたことですが、カウンセリングやコミュニケーションの上達というのはスポーツの上達と同じなのです。※この記事の下部にてメルマガ登録できます。

つまり、 目の前で急に起きた状況にいかに適切に対応できるか。

その力をつけることだからです。

球を投げてこられたら、どう打ち返すか。

目の前にあるボールをどう打つか(蹴るか、投げるか)。

話しかけられたことに対してどう反応するか。

これらはその場でパッと対応できなければならないことですよね。

ですから対応できる反射神経が求められるので。

ということは、 その反射神経を磨くということがスポーツにおいても、 カウンセリングにおいても重要だということになります。

実はこれが最強の傾聴トレーニング

先日、 この個別レッスンをずっと続けている受講者の一人が、 自分の逐語記録を提出してきました。

そして、 その逐語記録に加えて、自分の応答をもう一度作り直した資料も添えられてきました。

つまり、 実際にした自分の応答に対し、改めて応答を作ったものも一緒に提出されたのです。

実はこれが最強の傾聴トレーニングになるのです。

逐語記録の応答に加えて、 あらかじめ自分でもう一度、別の応答を作り直す。

そして、 実際にした応答と改めて作り直した応答と、その両方を検討しました。

こうしたトレーニングを続けていけば、 間違いなく実力は向上します。

と言うか、 これが一番上達する方法と言ってもいいでしょう。

ただ問題なのは、 こうしたトレーニングをする人がほとんどいないということと、こうしたトレーニングを受けられる場は、さらにないということです。

個別レッスンでは、 この両方が可能です。

おそらくこうしてトレーニングを続けることで、聞く力を持った人間が一人、また一人と出てくると思います。

また、 この個別レッスンを受けると応答の仕方がガラッと変わります。

なぜなら、 具体的にその人の応答(反応)をチェックし、 修正し、結果として改められていくからです。

自分の聞き方のクセとか、反応のクセとか、そういうレベルまで変えられます。

こうしたトレーニングを続けることはなかなか大変なことです。

しかし、 続けられた人たちは、 挫折した人たちが到達できなかった次のレベルに向上していくことができるのです。

傾聴トレーニングには具体的な素材が必要になる

私は時折「傾聴スキルセミナー」はオンラインでも開催します。

セミナーにはおなじみのメンバーや初参加の方、職業もお住いの地域も様々な方が参加されます。

看護師、臨床心理士、福祉関係、お勤めの方、個人事業主の方などで、お住まいも東京や関東圏以外に関西・北陸からも参加者がおられました。

東京まで都合つけて行くのはなかなか大変だったので、オンライン開催はありがたいというお声も頂戴しました。

今回もやはり皆さん、演習問題がインパクトあったみたいです。

昔の臨床家、大胆にも友田不二男氏の逐語などを演習問題に使いました。

内容は不登校の高校生とのカウンセリング、そして問題を起こした中学生とのカウンセリングでした。

その中での「カウンセラーの応答(たった一言)」を考えるという問題。

皆さん「難しい」という感じだったみたいです。

時間の関係で全員の応答はチェックできませんでしたが、何人かの応答を口頭添削させて頂きました。

また、具体的な質問もいくつも頂き、その都度こちらからも具体的な回答をお返しし、充実したセミナーになったのではないかと思います。

ご興味のある方はご参加ください。

https://counselinglife.com/i-phone/?page_id=17023

さて、こうしたセミナーでは、参加者の様々な質問が出ます。

素朴な疑問から現場での切実な投げかけまで、様々です。

私としてはこうした具体的でストレートな質問の方が答えやすい。

「こういう場面でこういう風に困ったのだが、どうすれば良いか」・・という質問ですね。

こういう質問の方が私も具体的にお答えできるので助かります。

皆さん、携わっている現場は違います。

学校の教育現場であったり、福祉の障害者の方の施設、あるいは高齢者の方の施設であったり、シチュエーションも全て違う。

ですから「どうすればいいか」も具体的に業種別、状況別、場面別、問題別、対象者別の回答が必要になります。

そう、つまりは「具体」が必要であり「具体的であること」が重要なのです。

なぜなら人との対話、生活上や仕事上の問題は、全てが「抽象ではなく具体」であるからです。

その意味で最も確かな学習法が、その時の対話の記録(具体)が忠実に残っていることであり、その具体の検討が「逐語検討」「音声検討」だということになるのです。

逐語検討が最もコミュニケーション能力と傾聴力がつく

ある人間が口にした言葉には、その人間の思い、伝えたいこと、その人間の問題の本質、そしてその人間のパーソナリティーなど、様々な要素が浮かび上がっています。

その意味で言葉を一言たりとも疎かにせず、しっかりと検討する。

この作業から得られるものは計り知れない可能性に満ちています。

例えば「個別レッスン」では、受講者のレベルやご要望に合わせて様々な学習をします。

しかし、私が行っている数あるトレーニングや指導の中でも、逐語検討を最も得意とするのは、一番細かく緻密な指導・トレーニングになるからです。

そして、この逐語検討を続けていくと、間違いなく力がついていくのです。

そして、この最も確かな上達法が、実は最も手間のかかる、面倒くさい厄介な代物でもあるのです。

先ず、作成の手間がとてもかかる。

50分の面接の逐語作成には、少なくても8時間はかかります。

そして自分の面接、やっていることにいろいろ指摘を受ける。

本来、力をつけるために必要なこの時間も、防衛のある人間が多く携わっている心理業界ではとても嫌がられます。

心理業界に携わる多くの人は、心理的に問題を抱えている人が多い。

そのため防衛が強く、自分のことを否定されることに強い抵抗を示します。

しかし、カウンセラーとして心理援助者としてその力を向上させるには、建設的な否定をドンドン受け容れていかないとなりません。

「あなたのやり方ではダメです」

「あなたはもっと努力しないといけない」

「あなたは根本的に変っていかなければならない」

カウンセリングでクライエントにNGのこの対応も、カウンセラーや援助者のトレーニングでは必要なのです。

しかも、カウンセリングというのはとても難しく、とても厳しい仕事です。

クライエントの人生や、時には命を預かる側面があります。

そういう大変な仕事に「厳しさ」が必要なのは当たり前。

妥協や慣れ合いの入り込む余地など、本来はないわけです。

とはいっても、私はセミナーやレッスンで何もスパルタ式になんかやってませんよ(笑)

その人に合わせた丁寧な指導をモットーにしておりますのでね。

でも「取り組むこと」は、受講者にとってはやっぱり「厳しいもの」だと思います。

そこに取り組むということは、ある意味「生みの苦しみ」を経験することです。

そこで試行錯誤をあきらめなければ、筋の入った成長が経験でき、やがて、以前とは違う傾聴や共感ができる「自分」になっているはずです。

【動画】残念な傾聴トレーニング3つのパターン

最後に傾聴トレーニングの正しい方法を知る上で、逆に巷でよく行われている「残念な傾聴トレーニング3つのパターン」について短い動画でお話しました。

もしかしたらあなたもこの間違ったトレーニングを受けていないでしょうか?上記動画、要チェックです

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心理カウンセラー・臨床カウンセラー養成塾 塾長 鈴木雅幸(コーチ・企業研修講師)のプロフィール

心理カウンセラーとして6000件以上(2020年4月現在)のカウンセリングを実施。
5年間にわたりスクールカウンセラーとして教育現場の問題解決にあたり、現在も個別に教育相談を受ける。
大手一部上場企業を始めとした社員研修の講師として10年以上登壇し、臨床カウンセラー養成塾を10年以上運営。
コーチとしても様々な目標達成に携わる。
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