カウンセリングや心理学が人気なのは、その学習体験や効果を必要とする人が増えたからです。
そして、それらの学習で得られることは、自分自身を変えることができるということです。
なぜカウンセリングや心理学を学ぶ人が多いのかを以下に解説します。
カウンセリングや心理学が人気な理由
私はカウンセリングや心理学を勉強したいという人たちともいろいろ話をしてきました。
話をしてきて感じることは、この勉強は他の勉強と少し違うということです。
何が違うのかというと、勉強したいという動機ですね。
動機として多いのが次の二つです。
・知りたい
・救われたい
ほとんどの方がこうした動機で、カウンセリングや心理学を学び始めます。
それぞれにどういうことか、簡単に説明しますね。
・知りたい
何を知りたいかというと、人によって違ってきます。
自分がぶつかっている問題の答えを知りたい。
複雑な仕事や人間関係にしっかりと取り組むためのヒントを知りたい。
自分という人間のことをもっと知りたい。
そんな動機でカウンセリングや心理学を学びたいという人が多いのです。
カウンセリングや心理学は、他の勉強とは違い、ただ知識を増やすだけでは収まらなくなります。
自分の考え方やパーソナリティ、人生観やコミュニケーションの反射神経に影響を与えます。
自分の精神的な成長を可能にする勉強ともいえます。
・救われたい
先にもあげた、自分がぶつかっている問題の答えを知りたいというもの。
この問題が深刻であったり、解決したいという欲求がとても、強い場合です。
この動機が高じてカウンセラーや心理職の仕事をしたいという思いになる場合もあります。
カウンセリングを学ぶ、受けることのメリット
このようにカウンセリングや心理学の勉強は、ただ知識を増やすだけではなく、学習者の内面の変化に関係してきます。
傾聴のスキルも作業のようにやり方を覚えれば出来るようになるわけではありません。
心理的な壁や不安定さなどを解消しないと、人の話を聞く上で必要な集中力を発揮出来ません。
ある意味、そこにこの勉強の難しさがあるともいえるし、だから面白いのだともいえます。
きちんと取り組んでいけば、自分自身の人間的成長につながる勉強だからです。
そして、こうして得られた成長は、その後の人生にとって大きな財産となるでしょう。
実は、これはカウンセリングや心理学を学ぶ時だけの話ではありません。
カウンセリングを受ける際にも同じことがいえます。
カウンセリングを受けることにより、クライエントの人間的な成長が起こります。
そしてこの人間的成長が、その人の悩みや問題の解決に大きく寄与します。
また、この成長はクライエントだけの話ではありません。
カウンセラー自身も、クライエントの問題解決に取り組むうちに、やはり人間的成長を経験します。
クライエントの人間的な成長の過程は、カウンセラーにとって学ぶべき点が多々あります。
そういう意味では、この仕事は素晴らしい仕事だと私は思っています。
もちろん、取り組むからには全力です。
全力で取り組むからこそ、そこには成長が待っているからです。
そしてカウンセリングや心理学を学びたいという人は、こうしたことをどこかでわかっているのではないかと思います。
人間的な成長が人を幸せにする。
私はそう捉えています。
カウンセリングや心理学の勉強が注目され続けるのは、人間的な成長が中心にあるからではないでしょうか?
人生100年時代と傾聴
令和の時代、いえ、人生100年の時代は、人との繋がりがますます重要になってきます。
一人世帯が増えることや、AIやスマホ、SNSの普及によって、一人で過ごす時間が増えていくからです。
生活様式は、時には急激に変わるものですが、人間のDNAはそう簡単には変わりません。
これまで人と繋がることで命を守るようにインプットされたDNAですから、一人で過ごす時間が長くなれば、それだけ孤独な感情が強くなります。
そうなった時に、私たちは自ら繋がりを求めたいという欲求を起こします。
その欲求を充分に満たすために必要なのがコミュニケーションです。
つまり、これからさらに求められる重要な能力はコミュニケーション能力になります。
人と心を通わすコミュニケーション能力を磨くことが、これからの時代に大きく求められるでしょう。
元々私たちは支え合いながら生きるように出来ています。
AIやスマホ、そしてSNSを上手に活用することで、私たちは支えあいを充実させることができます。
SNSの交流を自分の人生で有意義なものに出来るか?
それともトラブルの温床としてしまうのか?
そのカギを握るのは、コミュニケーション能力です。
SNSでのコメントやメッセージへの一言をとっても、コミュニケーション能力の有無に差がでてきます。
コミュニケーション能力のある人は、こうした所でも手を抜きません。
簡潔に、それでいて丁寧な対応をします。
そして、相手の気持ちや考えなどを正確に把握した上で、それに合った適切な働きかけが上手にできるのです。
傾聴のスキルとは、こうしたコミュニケーション能力そのものです。
相手の伝えたい事を正確にインプットする。
相手の伝えたい事に対して、しっかりとした理解を持つ。
そして、相手にこちらの伝えたいことを適切に、簡潔に、配慮をもって伝えていく。
こうしたスキルや能力は、これからの時代を生きる上で非常に重要となってきます。
傾聴というコミュニケーションスキルが未来を拓く
仕事をする上でも、コミュニティーに属する上でも、家族との生活でも、コミュニケーションの能力は必要です。
つまり、傾聴のスキルを身につけることで、人生のあらゆる場面を充実させることが出来るわけです。
これはSNSなどのコミュニケーションも同じです。
また、こうしたコミュニケーションには、常に自分自身との対話が必要です。
自分が今、どんな気持ちなのか?
どんな感情や思考がどのように起きているのか?
こうしたことをリアルタイムで認識出来ると、コミュニケーション能力は飛躍的な向上を見せます。
いずれにしても、傾聴のスキルを有することは、これからの時代を幸せに生きる上で非常に大切になってきます。
傾聴のスキルとはいわば他人と短時間に信頼関係を築くスキルです。
多くの人と様々な信頼関係を築けることは、孤独の時代を豊かにする上で重要です。
令和の時代は、間違いなく「一人世帯」が増えていきます。
高齢者の方、独身の方など、人口減少社会なのに世帯数は増えていく。
かつてない社会を先頭を切って経験する日本社会でこそ、コミュニケーション能力(傾聴スキル)が大きな力を発揮するはずです。
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